| 非常時飲料水対応型貯水槽 『水の缶詰』 | 飲料水兼用耐震性貯水槽 上水道直結型(A 社) | 備蓄用ペットボトル |
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30年ライフサイクルコスト | コスト低 | コスト高 | コスト中 |
価格 | コストパフォーマンスに非常に優れる | 水の流れをむらなく造る為、構造が非常に複雑となり高価 | 賞味期限毎の交換が必要である為、長い目で見ると高コスト |
工事期間 | 飲用水兼用耐震性貯水槽に比べて圧倒的に短い | 密閉式貯水槽に比べて配管工事や計装工事などの関連工事が多く長い | - |
水の保存方法 | 密閉式 | 流水式(水道本管への接続により常時流水) | ペットボトルを備蓄場所へ保管 |
本体主要材質 | 一般構造用圧延鋼材(SS400) | 一般構造用圧延鋼材(SS400)ダクタイル鋳鉄材 | PET(ポリエチレンテレフタレート) |
設計基準 | 二次製品等耐震性貯水槽認定基準準拠製品 ※水道設備不要 | 二次製品等飲料水兼用耐震性貯水槽地上設置型認定基準 ※水道設備必要 | - |
構造 | 密閉方式の為、槽内に付帯設備が無く構造がシンプルで 万が一の液状化現象などにも耐えうる構造体 | 循環式の為、槽内の水を効率よく置換させるための付帯設備 ( 仕切壁・有孔管等 ) を設ける必要があり、構造が複雑 | - |
組立方法 | 内外面からの完全溶接一体型構造の為、漏水の懸念がない、 過去の納入実績においても漏水事故例は無い | 鋼製:溶接一体構造 ダクタイル鋳鉄材:離脱防止継手によるシール機構 | - |
槽内の防錆仕様 | 食品用タンクや受水槽に使用している長期耐久性を有した 加熱硬化型エポキシ樹脂塗装 ( 無溶剤 ) を採用 | 日本水道協会認定の塗料 | - |
メンテナンス性 | 内面:エポキシ樹脂塗装( 無溶剤)+ 密閉式タンクにより、メンテナンスフリー 外面:エポキシ樹脂塗装( 無溶剤)+電気防食により、耐用年数は 50 年以上 | 定期的な槽内の点検 ( 塗装・シールの状態)や清掃、 付帯設備の維持管理が必要 | 賞味期限3年・5年~ |
維持管理内容 | 基本的に貯水槽本体は 50 年以上のメンテナンスフリー 浄水装置のカートリッジ交換費用は初期費用に含む | 3年~5年毎に水抜き・清掃・内部塗装点検・緊急遮断弁動作確認が必要 ( 費用 :100 万~ 200 万 ) | 賞味期限毎に交換入れ替え |
水質経年変化 | 水道法水質基準をクリア ( ビル衛生管理法に基づく飲料水検査項目 11 項目) (FRP 製は水に匂いが移るが、「水の缶詰」は エポキシ樹脂塗装(無溶剤)の為、水に臭気が全く移らない ) | 水道法水質基準をクリア | ペットボトルには若干空気を通す性質がある為、 保管状況(日光、温度等)により水質劣化が早まる事もある。 |
容量 | 標準サイズ:40 ㎥/ 60 ㎥/ 100 ㎥ 小容量:3.5 ㎥/ 5 ㎥/ 10 ㎥/ 20 ㎥などのオーダーメイド可能 | 標準サイズ:40 ㎥/ 60 ㎥/ 100 ㎥ 小容量 (10 ㎥以下 ) は構造が複雑なため取扱が少ない | 標準サイズ:2ℓ |
その他 | 水を汲み出すためには、浄水装置の付いたガソリンエンジンポンプ または手動ポンプが必要 | 流入流出管には緊急遮断弁が必要 また水を汲み出すためにエンジンポンプが必要 | 備蓄する為の倉庫スペースが必要であると共に備蓄品の 品質が倉庫の環境にも左右される。 |