
災害後の72時間、生き延びる水があるか。
まちも家庭も守る「水の缶詰」で、災害に強いインフラを整備しませんか。
なぜ今、災害時の飲み水確保が必要なの?
突然の地震や台風で、水道が止まってしまったら…
日本では毎年のように自然災害が発生しています。地震、台風、豪雨などで水道管が破損すると、復旧まで数日から数週間かかることも。その間、私たちの生活に欠かせない「安全な飲み水」をどうやって確保するかが大きな課題となります。
ペットボトルの備蓄だけでは限界があり、避難所での水の配給も十分ではない場合が多いのが現実です。そんな時に頼りになるのが、地域に設置する大容量の飲料水確保システム「水の缶詰」です。
既存の備蓄方法の課題
容量の限界、定期交換の手間、長期的なコストなど、従来の備蓄方法には様々な課題があります。

容量の限界
ペットボトルでは大量の水を備蓄するのは困難

定期交換の手間
賞味期限があり、定期的な交換が必要

長期的なコスト
継続的な購入・交換費用がかかる
「水の缶詰」って何?どんな特長があるの?
地下に埋める大きな水タンクで、災害時にまとまった量の安全な飲み水を確保できます。

臭いゼロ
特殊なコーティングで、嫌な臭いのない美味しい水を保持

長持ち
50年以上メンテナンス不要で経済的

地震に強い
液状化にも耐える丈夫な構造

大容量
一度に数千人分の水を確保可能
従来の方法との違い
項目 | 備蓄用ペットボトル | 水道直結型貯水槽 | 水の缶詰 |
---|---|---|---|
保存期間 | 数年で交換が必要 | 定期的な槽内の清掃や点検、付帯設備の維持管理が必要 | 50年以上メンテナンス不要 |
導入コスト | 安価 | 配管工事費用が莫大にかかる | 配管に接続しない為本体価格のみ |
容量 | 限定的ですぐに枯渇する | 大容量 | 大容量(最大100m³) |
災害時の安定性 | 流通に依存 | 遮断弁がうまく作動せず土砂流入の可能性あり | 安全できれいな水がすぐに提供可 |
どんな場面で使えるの?
利用シーン

自治体・地域コミュニティ
- 住宅地や学校、公民館などに設置
- 地域の防災拠点として活用
- 日常的な断水時の緊急対応
災害時の実際の流れ
平常時
地下タンクに安全な水を貯蔵
災害発生
水道が止まっても、タンクの水は安全に保たれる
給水開始
専用ポンプで水を取り出し、住民に配給
復旧後
水道復旧後に新しい水と入れ替え
施工実績
全国各地で「水の缶詰」の設置実績があります。地域の防災力向上に貢献しています。
仕様まとめ
主要材質 | 一般構造用圧延鋼材(SS400) |
---|---|
防錆仕様 | 加熱硬化型エポキシ樹脂(無溶剤型)膜厚0.4mm以上 |
構造 | 密閉式・溶接一体構造 |
容量 | 3.5〜100m³(選択可能) |
使用年数 | 50年以上メンテナンスフリー |
水の入れ替え | 5年に1回(推奨) |
給水方法 | 専用ポンプ(手動も可能) |
対応人数例 | 60m³で約6,000人の3日分 |
よくある質問
特殊なエポキシ樹脂でコーティングされており、サビや汚れから完全に保護されています。臭いも一切ありません。
浮力防止バンド付きの丈夫な構造で、地震による液状化現象が発生してもタンクが浮上することを防ぎます。地震リスクにも安心してお使いいただけます。
初期投資は従来型の1/3以下のコストで済み、50年以上メンテナンス不要のため、長期的に見ると非常に経済的です。水の入れ替えも5年に1回程度で十分です。
専用ポンプは手動でも操作可能な設計になっており、停電時でも確実に給水できます。電気を使わない空気圧送システムのため、災害時でも安心してご利用いただけます。
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