トラックドライバーのための新トイレ導入事例――H社様
H社様は、岐阜県各務原市の物流拠点において、トラックドライバーの方々が快適に利用できる新しいトイレの設置を決断されました。その背景には、既設トイレが建築から30年近く経過し、老朽化による取り壊し計画が進行していたこと、そして女性ドライバーの利用も増えている現状がありました。現場の声を大切にし、より良い環境を整えたいという思いが、今回のプロジェクトの出発点です。
従来の男女別トイレはありましたが、設備の老朽化や使い勝手の面で課題がありました。特に女性ドライバーの増加に伴い、安全で清潔、かつプライバシーが守られるトイレ環境が強く求められていました。また、設置場所が山の境にあるトラック倉庫で、屋外駐車場にトイレを設ける必要があったため、耐久性やメンテナンス性も重視されました。
そこでご提案したのが、設備一体型サイコロトイレLタイプです。男子用には大便器1基・小便器1基、女子用には大便器1基を設置し、女性用の入口扉やフェンスも追加。外壁塗装色は、以前弊社のこのブログでご覧いただき、現場にも足を運んでいただいた岐阜県恵那市三郷地域公園のサイコロトイレと同じカラーを採用し、景観にも配慮しました。丈夫で美しい外観と、使い勝手の良さを両立させた仕様です。
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現場はトラックが出入りしやすい広さがあり、設置作業自体はスムーズに進行。側溝やグレーチングの破損防止のため、鉄板を敷くなど安全面にも細心の注意を払いました。
こちらが今回の設置場所です。まずは墨出しを行い、設置作業に取り掛かります。
躯体搬入。今回はサイコロトイレ1棟の設置となります。
クレーンで楊重し、設置場所に設置していきます。
今回ご採用頂いたトイレは設備一体型サイコロトイレL(男子大便器1基・小便器1基、女子大便器1基)という仕様です。
しっかりと設置位置を確認して慎重に設置していきます。
じっくり時間をかけて、墨出しされた位置にきっちり合わせて据置きます。
何度も位置調整を行い納得のいくまで行います。
次に、屋根の開口部にガラス板の天板とトップライトドームを取り付けます。
今回は明り取りがちょうど男子と女子の部屋をまたぐので、真ん中に壁があります。
壁の上に隙間ができないようにここまで壁がきており安心です。
施主様のご要望で屋根部を見ていただきました。
大変ご満足いただきました。
設置完了です✨✨
完成後、お客様からは「綺麗で丈夫なつくりで、ドライバーが快適に使える」と高い評価をいただきました。今後も、物流現場で働く方々が安心して利用できる施設づくりをサポートし、働く環境の向上に貢献してまいります✨
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